2025年の夏、北海道の空に鮮やかな光が咲き誇る。
そんな壮大な花火大会が、今年もエスコンフィールドで開催されます。
野球ファンはもちろん、花火ファンにも見逃せないこの一大イベント。
この記事では、イベント情報から観覧エリアの詳細、過去の開催実績まで、あらゆる情報を詳しく解説します。
北海道の夏の夜を鮮やかに彩る、エスコンフィールドでの花火大会が2025年も開催されます。
最新の観覧情報や注目イベント、さらには過去の様子をもとに、今年の見どころを網羅的にご紹介します。
どの座席を選べば良いのか、どの花火大会がオススメなのか、初めて訪れる方にもわかりやすい内容でお届けします。
真夏の夜を彩るファイターズ超花火大会
ファイターズ超夏祭り期間中の最も注目されるメインイベントとして位置づけられているのが、このファイターズ超花火大会です。
真夏の夜、広大なエスコンフィールドのルーフが開放され、観客を包み込むようにして繰り広げられる光と音の壮大なショーは、多くの来場者にとって忘れられない体験となります。
打ち上げられる花火は、その数なんと約6,000発。
スタジアムの中心から四方へ広がる鮮烈な閃光と、胸を打つ音響の迫力が融合し、空間全体をエンターテインメントのステージに変貌させます。
座席によっては頭上いっぱいに花火が広がり、写真では決して伝わらないスケール感と没入感を味わうことができます。
この日の試合は、日本ハムファイターズと福岡ソフトバンクホークスの対決が予定されており、14時から始まります。
試合の熱狂をそのまま引き継ぐ形で、試合終了後の19時45分頃から花火がスタート。
昼間の白熱したプレーと、夜の幻想的な花火のコントラストは、まさに一日で二度おいしい夏の特別な思い出となるでしょう。
なお、このイベントには順延日の設定がなく、荒天の場合は残念ながら中止となります。
観覧を計画している方は、事前に天気予報をチェックしておくことが重要です。
また、花火大会の実施可否は当日球場および公式SNSなどで発表されるため、最新情報を常に確認するようにしましょう。
ファイターズ超花火大会開催日程
会場:エスコンフィールドHOKKAIDO
開催日:2025年8月24日(日)
開催時間:19:45~
打ち上げ数:約6,000発
有料席:あり
ファイターズ超花火大会有料観覧席や観覧エリアの詳細ガイド
球場内での観覧エリア
・一般スタンド席(観戦チケットで入場可能)
一般スタンド席は、観戦チケットさえあれば誰でも利用可能で、追加の料金を支払うことなく花火を楽しめる、もっとも手軽な観覧スタイルです。
そのため、花火を気軽に楽しみたい観客にとっては非常に人気があります。
ただし注意すべきは、スタンド内には視界を遮る構造物や柱が存在するため、座る場所によっては打ち上げ花火が見えにくい、あるいはまったく見えないというケースもあります。
花火の打ち上げ開始30分前になると、スタンド席は一斉に自由席に切り替わり、それまで指定されていた座席に関係なく、空いている席に自由に移動して着席できるようになります。
この自由席制度をうまく活用すれば、比較的見晴らしの良い席を確保することも可能です。
しかし、人気のある席はすぐに埋まってしまうため、遅れて行くと希望の場所に座れない可能性もあります。
したがって、早めの行動が鍵となります。
さらに、座席の重複に関するルールにも注意が必要です。
たとえ自由席に変更された時間帯であっても、元々の観戦チケットで指定されている座席が優先されます。
万が一、自分の座っている席に他の観客が来た場合には、チケットを提示して譲ってもらう必要があります。
こうしたルールを事前に理解し、トラブルのない快適な観覧体験を目指しましょう。
・特別観覧ゾーン(観戦チケット+アリーナ券が必要)
特別観覧ゾーンは、エスコンフィールドの球場内でも最も臨場感ある観覧体験が可能な、非常に贅沢でプレミアムなエリアです。
このエリアでは、グラウンド上から頭上に広がる花火を間近に見ることができ、夜空を彩る光のショーを五感で堪能することができます。
そのため、観覧席からの眺めでは味わえない、圧倒的な迫力と感動を求める人に特におすすめです。
このゾーンに入るには、通常の観戦チケットに加えて、アリーナチケットを別途購入する必要があります。
購入は、Fチケ(ファイターズ公式チケット販売システム)を通じて行い、まず観戦試合の座席を選択した後に、アリーナエリアのオプションを追加するという流れになります。
アリーナチケットは席数が限られており、毎年人気が高く早期に完売する傾向があります。
そのため、確実にこのゾーンで花火を楽しみたい方は、チケット販売開始日を事前にチェックし、すぐに申し込む準備をしておくことが重要です。
また、チケット購入時には注意事項や入場方法の案内もあるため、確認を怠らないようにしましょう。
・グラウンドAゾーン(追加料金2,000円)
このエリアは、観覧者が座席に座って落ち着いて花火を楽しむことができる、非常に快適な観覧スペースとして提供されています。
スタジアムのグラウンド上から見上げる花火は、視界を遮るものがなく、迫力ある光と音の演出を間近で体感することができるのが最大の魅力です。
座席の選択はできず、当日の受付で配布される整理番号に基づいて順番に入場する形式となっています。
この整理番号はランダムに配布されるため、早く並んだからといって前の方に入れるという保証はありません。
そのため、整理番号による運も観覧の体験の一部として楽しむ心持ちが大切です。
また、2人以上のグループで来場した場合でも、整理番号がバラバラであれば隣同士に座れない可能性があります。
友人や家族と一緒に花火を楽しみたい方は、その点を事前に理解したうえで計画を立てることが重要です。
なお、入場時の流れや注意点については、チケット購入時に登録したメールアドレスに事前に案内が送られる仕組みになっており、確実に確認しておくことがスムーズな入場につながります。
・グラウンドBゾーン(追加料金1,500円)
グラウンドBゾーンは、球場内の芝生エリアを活用した開放感あふれる観覧スタイルで、敷物を使って自由に場所を取って座ることができるのが特徴です。
座席指定がなく、よりリラックスした雰囲気の中で、寝転がりながら花火を見上げるといった楽しみ方も可能です。
立ち見は禁止されており、すべての来場者が座って観覧するルールとなっているため、周囲との視界の確保も比較的安定しています。
ただし、エリア内での場所取りは禁止されているため、グループでの来場時には、同時に入場してまとまったスペースを確保するなど、工夫が必要になります。
敷物を敷いて座るスタイルであるため、持参するシートの大きさや素材も快適さを左右するポイントとなります。
さらに、グラウンドBゾーンにはいくつかの制約も設けられています。
たとえば、天然芝へのダメージを防ぐ目的で、先の尖った靴での入場は禁止されており、飲食についても一切禁止とされています。
これらのルールは、会場の環境を守るために設けられているものであり、参加者一人ひとりの協力が求められます。
事前に案内される注意事項をよく読み、マナーを守って花火大会を楽しみましょう。
・球場外からの観覧ポイント
2024年には、球場の外にも公式に観覧エリアが設けられ、多くの来場者が会場内に入場できない状況でも花火を十分に楽しむことができる仕組みが整えられました。
特に、家族連れや遠方から訪れた人々、チケットを確保できなかった観光客にとっては、この外部エリアの存在が大きな救いとなり、イベントの参加ハードルを大きく下げることに成功しました。
この観覧エリアでは、特に建物や樹木などで視界が妨げられない場所が事前に案内されており、早めに場所取りをすることで、球場内から見える花火に引けを取らない絶景を楽しむことができたという声も多く聞かれました。
芝生に敷物を広げたり、折りたたみ椅子を使って快適な環境を整える人の姿もあり、それぞれが思い思いのスタイルで花火の夜を満喫していました。
2025年の開催に関しては、現時点では詳細は未定ですが、昨年の好評を受けて、今年も同様の取り組みが行われる可能性が高いと予想されています。
球場の外で観覧する場合でも、周囲の人々とのスペースや音量に配慮しながら、心地よい雰囲気で花火を楽しむことが大切です。
自分だけのベストポジションを見つけて、混雑を避けながらも夏の夜空に咲く花火を最大限に味わってください。
ファイターズ超花火大会アクセス
大迫力の花火が楽しめるファイターズ超花火ナイトに行く際のアクセス方法について、詳しくご案内します。
会場であるエスコンフィールドHOKKAIDOは、道内外から多くの来場者が訪れる注目スポットですので、事前のアクセス手段確認が大切です。
【電車でのアクセス】
JR北広島駅からは、徒歩で約19分ほど。
駅を出てから案内表示もあるため、初めての方でも比較的スムーズに移動できます。
より楽に移動したい方は、北広島駅から出ているシャトルバスを利用すると、約5分でエスコンフィールドに到着できます。
イベント開催時には臨時バスが増便されることもあるため、駅構内の案内や公式サイトで最新情報をチェックしましょう。
また、JR新札幌駅からもアクセス可能です。
新札幌駅からは北広島方面行きのバスに乗車し、約25分ほどで到着します。
遠方から来る方にも便利なルートとなっています。
【車でのアクセス】
札幌市中心部に位置するJR札幌駅方面からは、車でおおよそ40分ほどで到着します。
高速道路を利用するとさらにスムーズに移動できる場合があります。
道外から飛行機でアクセスする場合は、新千歳空港からの移動が便利です。
空港からも車で約40分と、アクセスしやすい距離にあります。
レンタカーや空港発の直行便バスを活用するのも一つの手です。
なお、イベント当日は大変な混雑が予想され、特に周辺道路や駐車場は早い時間から埋まる可能性が高いです。
そのため、できるだけ公共交通機関を利用し、時間に余裕をもって会場へ向かうことをおすすめします。
特に帰路は混雑が集中するため、事前に時刻表や迂回ルートを確認しておくと安心です。
ファイターズ超花火大会駐車場情報
会場周辺には、おおよそ4,000台分の広大な駐車スペースが確保されています。
これにより、多くの来場者が車でのアクセスを選びやすくなっており、遠方から訪れる方にも安心の環境が整っています。
駐車料金は、場所や提供されるサービス内容によって異なり、おおよそ1,000円から3,500円の範囲で設定されています。
料金の差は、会場までの距離、舗装の有無、係員の有無などによって決まることが多く、予算や利便性に応じて選ぶことが可能です。
一部の駐車場は事前予約が可能な場合もあり、混雑を避けたい方にはおすすめです。
2024年に行われた花火イベントの振り返り
花火開始前の楽しみ方とイベント
2024年に開催されたエスコンフィールドの花火大会では、ただ花火を見るだけでなく、その前後の時間を存分に楽しめるように設計された数多くのイベントが用意されていました。
特に注目を集めたのがグラウンドウォーク。
これは、普段は選手しか立ち入ることのできないグラウンドの内部を、試合直後の臨場感をそのままに歩けるという、非常に貴重な体験型イベントです。
このグラウンドウォークは、4月開催時には希望者全員が参加できる開放的な形式で実施され、子どもから大人まで多くの観客がグラウンドの芝生を踏みしめながら記念撮影を楽しんでいました。
7月の開催では、対象がキャップ購入者の中から先着1,000名に限られたため、より特別感のある限定イベントとして展開され、開始前から長蛇の列ができるほどの人気を博しました。
また、会場内では飲食ブースやアーティストによるライブ演奏、マスコットキャラクターとの写真撮影会など、訪れたすべての人が飽きずに過ごせる工夫が満載でした。
キッズ向けのワークショップや、縁日を模した出店も用意されており、家族連れにも嬉しい空間が演出されていました。
試合終了後から花火の打ち上げまでの数時間を活用して、観客それぞれが自分に合った楽しみ方で過ごせるよう設計されたこのイベント構成は、2025年の開催においても大いに参考になる取り組みと言えるでしょう。
エスコンフィールドHOKKAIDO内の飲食店
エスコンフィールドHOKKAIDOは、野球観戦だけでなくグルメの楽しみも充実しています。
スタジアム内外にわたり、北海道らしさ溢れる食を提供する店舗が揃っており、観戦前後や試合の合間にグルメ巡りが楽しめます。
1F(FIELD LEVEL)
・七つ星横丁:北海道の名店が集まるグルメ横丁。海鮮丼、ラーメン、ザンギ、ジンギスカンなど地元ならではの味が楽しめます。
・そらとしば by よなよなエール:クラフトビールとともにホットドッグやバーガーを楽しめる開放感あるテラスレストラン。
2F(MAIN LEVEL)
・BLUE STADIUM DINER(ブルースタジアムダイナー):アメリカンな雰囲気の店内でハンバーガーやポテトを提供。
・北海道ジンギスカン蝦夷屋:本場のジンギスカンが味わえる人気店。スタジアムで本格的なラム肉を堪能できます。
・MIRAI.ST cafe & kitchen:ヴィーガンやグルテンフリーのメニューも提供する健康志向カフェ。
3F(STAR LEVEL)
・TOWER 11(展望レストラン):ガラス張りのラウンジで高級感ある料理とともに野球観戦ができるプレミアムエリア。
外周エリア(F VILLAGE)
・北海道らーめん道場:札幌味噌、旭川醤油、函館塩など、道内各地のラーメンが一堂に会するラーメンパーク。
・F VILLAGE MARCHE:道産野菜や乳製品を使ったグルメが集うマルシェエリア。
野球観戦とあわせて、北海道のうまいを満喫してください。
まとめ
今回は、【2025年】ファイターズ超花火大会完全ガイド!エスコンフィールドの観覧席・アクセス・グルメ情報を網羅を紹介しました。
ファイターズ超花火大会は、北海道の短い夏を彩る壮大なエンターテインメントイベントです。
昼は白熱のプロ野球、夜は6,000発の花火が夜空を染めるという、まさに一日を通して楽しめる贅沢な時間が待っています。
観戦チケットだけで楽しめるスタンド席から、圧倒的な迫力を誇るアリーナ席、自由でリラックスした雰囲気を満喫できるグラウンドBゾーンまで、観覧スタイルも豊富で、自分にぴったりの楽しみ方がきっと見つかるはずです。
さらに、道内各地の味覚が集う飲食ブースや、グラウンドウォークなどの限定イベントも充実しており、花火が始まる前から場内全体が熱気に包まれます。
遠方からのアクセスも良好で、駐車場や交通手段も多彩に用意されているため、家族連れから観光客まで幅広く楽しめるのも魅力のひとつです。
夏の思い出を特別なものにしたいなら、エスコンフィールドHOKKAIDOのファイターズ超花火大会は間違いなく外せないイベント。
観覧のルールやアクセス方法をしっかりチェックし、快適な環境で、五感を揺さぶる夜を存分に味わってください。