札幌の夏の風物語として、毎年多くの人々を魅了している、豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)。
札幌中心部を流れる豊平川の河川坴を舞台に縛り広げられるこのイベントは、華やかな花火と都心からのアクセスの良さで、地元民はもちろん観光客にも長年愛されてきました。
打ち上げ花火はおよそ4,000発にも及び、音楽や照明との連動による演出が見どころのひとつ。
約50分間にわたって展開されるプログラムは三部構成で、それぞれに異なる意向が出されており、視覚と聴覚の両面から夏の夜を彩ります。
また、入場料がかからず無料で楽しめるのも大きな魅力のひとつ。
川面に映る光の演出も加わり、幻想的な世界が広がります。
この記事では、混雑を避けて花火を快適に楽しみたい方や、家族連れ、カップルにおすすめのビュースポットを10か所精選してご紹介。
アクセス方法や各スポットの特徴も詳しく解説しているので、あなたにぴったりの観覧場所がきっと見つかります。
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)2025開催日程
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所1:天神山緑地
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所2:ミュンヘン大橋
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所3:旭山記念公園
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所4:中島公園
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所5:幌平橋近くの河川敷
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所6:豊平橋から南19条橋の河川敷
- 豊平橋から南19条橋の河川敷アクセス
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所7:豊平川の河川敷
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所8:藻岩山展望台
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所9:さっぽろテレビ塔
- 豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所10:JRタワー展望台
- まとめ
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)2025開催日程
開催日 | 2025年7月26日(金) |
時間 | 19:40〜20:30(約50分間) |
打ち上げ数 | 約4,000発 |
会場 | 札幌市中央区 豊平川河川敷(南大橋〜幌平橋間) |
アクセス | 地下鉄南北線幌平橋駅、中の島駅から徒歩約5分 |
有料席 | なし(全席無料) |
主催 | 北海道新聞社事業センター |
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所
札幌の夏を彩る風物詩、豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)は、毎年7月下旬に豊平川の河川敷で盛大に開催されます。
この花火大会は、約4,000発の花火が夜空を華やかに彩り、市民や観光客が一体となって楽しむ札幌を代表する夏の一大イベントです。
夜空を照らす美しい光と音の競演を一目見ようと、毎年多くの人々が訪れ、札幌の街はにぎわいに包まれます。
会場周辺はもちろん、少し離れた場所からも花火を楽しめるスポットが数多く存在し、混雑を避けながらゆったり鑑賞できる穴場的な場所もあります。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所1:天神山緑地
緑豊かな高台に位置するこの公園は、市街地の喧騒から少し離れた場所にあるため、静かで落ち着いた雰囲気のなかで花火をゆったりと楽しめるのが魅力です。
周囲には大きな建物が少なく、開けた視界が広がっているため、遠くで打ち上げられる花火もよく見え、空高く舞い上がる様子を一望できます。
日中は園内を散策しながら自然に癒され、日が暮れたら芝生広場にレジャーシートを広げて、夜風に吹かれながら静かに夜空を見上げる贅沢なひとときを過ごすことができます。
また、訪れる人が比較的少ないため、人混みを避けたい方や落ち着いた環境で観覧したい方にとっては、まさに理想的な穴場スポットと言えるでしょう。
所在地:札幌市豊平区平岸1条18丁目、2条16~17丁目周辺
天神山緑地アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線、澄川駅下車(徒歩約15分)
地下鉄南北線、南平岸駅下車(徒歩約20分)
・バス利用
じょうてつバス、天神山一丁目下車徒歩約5分。
・車利用
札幌市中心部から車で約20分
駐車場
駐車場あり。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所2:ミュンヘン大橋
幌平橋から少し下流にあるミュンヘン大橋は、橋自体が美しくライトアップされるだけでなく、川面に映る光や街の灯りとのコントラストが幻想的な雰囲気を演出し、訪れる人々の心を魅了する人気スポットです。
周囲に高い建物が少なく、開放感のある視界が広がっているため、橋の上から眺める花火はまるで空に咲く花のように鮮やかに映ります。
とくに夜になると、ゆるやかな川の流れと光の揺らぎが相まって、ムード満点のロケーションが完成します。
こうした情景は、特別な夜に過ごすカップルにとって理想的なシチュエーションであり、記念日や誕生日などの大切なひとときを演出する場として人気です。
時間帯によっては人も少なく、静かな環境の中でロマンチックな夜を満喫できるのもこの場所ならではの魅力と言えるでしょう。
所在地:札幌市南区南30条西8丁目3
ミュンヘン大橋アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線澄川駅西出口から徒歩約17分
・バス利用
最寄りのバス停平岸中学校前から徒歩約5分
・車利用
札幌中心部から約20〜30分
駐車場
あり。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所3:旭山記念公園
標高137mの高台にある旭山記念公園は、札幌市内や遠く石狩湾まで一望できる絶好のロケーションに位置しており、夜景スポットとしても広く知られています。
花火大会の日には、煌めく街の明かりと色とりどりの花火が美しく重なり合い、まるで夢のような幻想的な風景が広がります。
空に咲く花火の大輪が市街の灯と共鳴し、視覚的な美しさと開放感を同時に味わえるのがこのスポットの最大の魅力です。
展望デッキにはベンチや休憩スペースも整っており、ゆっくり座って観賞できるため、年齢を問わず快適に過ごせる点も高評価です。
車でのアクセスもしやすく、無料駐車場があるのも嬉しいポイント。
花火を写真に収めようと訪れるカメラ愛好家にも人気があり、三脚を構えて夕景から夜景、そして花火の瞬間までを楽しむ姿がよく見られます。
所在地:札幌市中央区界川4丁目
旭山記念公園アクセス
・地下鉄利用
地下鉄東西線円山公園駅下車。
・バス利用
JR北海道バス旭山公園線(円13)に乗車し、約15分で旭山公園前停留所下車。
・車利用
札幌市中心部から車で約15分。
・駐車場
駐車場あり。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所4:中島公園
札幌市の中心部に広がる中島公園は、花火大会の打ち上げ会場から非常に近い距離にあり、音と光の迫力を全身で感じられる臨場感たっぷりのロケーションとして知られています。
園内には広々とした芝生エリアや風情ある池が点在し、木陰やベンチも豊富に設置されているため、昼間から訪れてのんびりとした時間を過ごすことができます。
特に夏の夕暮れ時には、涼しげな風が吹き抜ける中でピクニックを楽しむ来園者の姿が多く見られ、花火の時間が近づくにつれて徐々に高まるワクワク感が園全体を包み込みます。
家族連れはもちろん、友人同士やカップルにも人気があり、それぞれが思い思いのスタイルで夜空を彩る花火を満喫しています。
レジャーシートを持参すれば、芝生に寝転びながら空いっぱいに広がる大輪の花を眺めることができ、飲み物や軽食を楽しみながらの観覧も自由に行えます。
また、公園内にはトイレや自動販売機も整備されており、安心して長時間滞在できるのも嬉しいポイントです。
所在地:札幌市中央区中島公園1
中島公園アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線中島公園駅1番または3番出口から徒歩すぐ。
地下鉄南北線幌平橋駅1番または2番出口から徒歩すぐ。
・市電利用
中島公園通停留場から徒歩約8分。
行啓通停留場から徒歩約3分。
・バス利用
JR北海道バス、中島公園前、中島公園入口、幌平橋駅前停留所下車。
中央バス、幌ターミナルから中島公園入口、幌平橋駅前停留所下車。
駐車場
駐車場なし。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所5:幌平橋近くの河川敷
打ち上げ会場に非常に近いため、視覚的な迫力はもちろん、空気を震わせるような花火の音と振動までリアルに体感できるのが、この河川敷エリアの最大の魅力です。
特に幌平橋付近は視界が開けており、打ち上げ地点との距離も近いため、大迫力の花火を頭上に浴びるような感覚で楽しむことができます。
毎年多くの観客が訪れる人気スポットで、左岸側は露店や観覧者で混雑しがちですが、その一方で右岸側は比較的人が少なく、落ち着いた雰囲気で観賞したい方には最適です。
河川敷には腰を下ろせるスペースが多く、レジャーシートや小さな椅子を持参すれば快適に過ごせるでしょう。
また、川風が心地よく、夜でも涼しく過ごせるため、夏の暑さを忘れて花火に集中できる環境が整っています。
臨場感と迫力を重視する方には、まさに理想的な観覧ポイントであり、良い場所を確保したい場合は夕方の早い時間帯から訪れるのがベストです。
幌平橋近くの河川敷アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線
幌平橋駅から徒歩約5分。
中島公園駅から徒歩約10分。
地下鉄東豊線
学園前駅から徒歩約15分。
豊水すすきの駅6番出口から徒歩約20分。
・市電利用
幌南小学校前停留所から徒歩約15分。
駐車場
駐車場なし。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所6:豊平橋から南19条橋の河川敷
花火の打ち上げエリアに近く、迫力満点の光と音のショーを間近で体感できる絶好のポイントです。
視界を遮るものがほとんどないため、どこからでも花火がよく見え、まるで空に描かれるアートを間近で観察しているかのような没入感があります。
打ち上げ場所が視界の真正面にあることから、クライマックスのスターマインや大輪の連発花火の全体像を、細部までしっかりと堪能できます。
川のせせらぎや風の音と共に、夏の夜を彩る花火の響きが身体にまで伝わってくるような臨場感はここならでは。
友人同士や家族連れでのグループ観覧にも最適で、ゆったりとした時間を楽しむためには、敷物や折りたたみチェアを持参して、夕方のうちに早めの場所取りをしておくのがおすすめです。
夕焼けから夜空へと移り変わる空を眺めながら、ゆっくりと花火の始まりを待つ時間もまた、特別なひとときとなるでしょう。
豊平橋から南19条橋の河川敷アクセス
・地下鉄利用
札幌市営地下鉄 東西線バスセンター前駅または菊水駅から徒歩約10〜15分程度。
・バス利用
市営バスやジェイ・アール北海道バス、南6条通や豊平橋付近に停車する便を利用。
駐車場
豊平橋周辺は市街地に近く、専用の駐車場は限られています。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所7:豊平川の河川敷
豊平川沿いに広がる芝生のエリアは、遮るものが少なく、どこからでも見晴らしが良いのが魅力。
広々とした空間が広がっており、密を避けつつゆったりと自分のペースで過ごせるのも嬉しいポイントです。
日中は青空の下でレジャーシートを敷いて読書や昼寝を楽しみ、夕方になると徐々に色づく空を背景に、時間の流れを感じながら過ごせます。
リラックスできる空間で、寝転びながら夜空を彩る花火を眺められるのが特長で、時間を忘れてゆっくりとした夜を楽しむことができます。
軽食を持ち込んでピクニック感覚で楽しめば、夏の思い出づくりにもぴったり。手作りのお弁当や冷たい飲み物、レジャーグッズを揃えて、アウトドア気分で観賞するのもおすすめです。
お子様連れにも安心の穏やかな雰囲気が広がっており、走り回れるスペースやベンチも点在しているため、小さな子どもがいても安心して過ごせます。
豊平川の河川敷アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線
地下鉄南北線
中の島駅から徒歩約5分。
幌平橋駅から徒歩約5分。
中島公園駅から徒歩約10分。
地下鉄東豊線
学園前駅から徒歩約8分。
駐車場
一般の駐車場が少ない。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所8:藻岩山展望台
標高531mの山頂から見下ろす札幌市街はまさに宝石のようにきらめき、その上に広がる夜空に咲く花火のコントラストは圧巻のひと言に尽きます。
市街地の灯りと打ち上がる花火の光が織りなす情景は幻想的で、まるで映画のワンシーンのような美しさ。
空気も澄んでいるため視界もクリアで、遠くの花火もくっきりと見渡せます。
混雑の少ない穴場的存在で、喧騒から離れて静かに観賞したい方にとっては理想的なスポットです。
ロープウェイや車でのアクセスもスムーズで、夜景と花火を同時に楽しめる贅沢な時間が過ごせます。
展望台にはレストランやカフェも併設されており、食事やスイーツを楽しみながらゆったりと過ごすことも可能。
ベンチや観賞用スペースも設けられているため、長時間でも快適に滞在できます。
ロマンチックな雰囲気を求めるカップルはもちろん、本格的な風景写真を撮りたい写真愛好家にもぴったりな絶景スポットです。
藻岩山展望台アクセス
・市電と無料シャトルバス
札幌市電ロープウェイ入口停留場で下車。、無料シャトルバス乗り場から、ロープウェイ山麓駅まで約2分。
・地下鉄とバス利用
地下鉄東西線円山公園駅2番出口、JR北海道バスロープウェイ線(循環円11)に乗車し、ロープウェイ入口停留所で下車。
・車利用
札幌駅から国道230号線経由、もいわ山麓駅まで約20分。
駐車場
約120台分の無料駐車場あり。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所9:さっぽろテレビ塔
札幌のランドマークとして知られるさっぽろテレビ塔の展望台からは、市内中心部を一望できるロケーションが魅力。
昼間には市街地や遠くの山々まで見渡せるパノラマビューが広がり、夜になるとネオン輝く夜景が眼下に広がります。
やや距離はありますが、街並み越しに打ち上がる花火を高所から遠望することができるため、街の灯りとともに花火が織りなす幻想的な光景を楽しめます。
特に、夜景とのコラボレーションで花火の輝きが一層映えるため、ロマンチックな雰囲気を求める方や特別な記念日に訪れるのもおすすめです。
展望台には解説パネルや写真スポットも用意されており、観光気分を満喫しながらゆっくりと過ごせるのが魅力。
市街地観光とあわせて訪れることで、旅の充実度がさらにアップするスポットとして、観光客にも地元の人にも根強い人気を誇ります。
さっぽろテレビ塔アクセス
・地下鉄利用
大通駅(東西線・南北線・東豊線)27番出口から徒歩すぐ。
バスセンター前駅(東西線)3番出口から徒歩約5分。
・徒歩
南口から南へ直進し、大通公園を目指して約15分。
札幌駅前通地下歩行空間を通り、地下街オーロラタウンを経由して27番出口へ。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)よく見える場所10:JRタワー展望台
札幌駅に直結しているのでアクセス抜群。
地上160mに位置する展望室からは、都会の光に包まれながら夜空に咲く花火を眼下に楽しめる、まさに贅沢な観賞スポットです。
札幌市街のパノラマビューが広がる大きな窓からは、煌びやかな夜景とともに花火の光がまるで空から舞い降りるかのように見え、非日常感あふれる時間が流れます。
室内から観賞できるため、夏の急な雨や風があっても天候を気にせず、涼しく快適な環境で過ごせるのも嬉しいポイント。
ガラス張りの空間は開放感もあり、混雑を避けたい方やお子様連れ、年配の方にも安心して利用できます。
さらに、併設のカフェでは季節限定メニューやスイーツなども提供されており、飲み物や軽食を楽しみながら、特別な時間をゆったりと堪能することが可能。
デートや記念日、旅行中の締めくくりにもぴったりのスポットです。
JRタワー展望台アクセス
・地下鉄利用
地下鉄南北線さっぽろ駅2番出口、東豊線さっぽろ駅18番出口。
・徒歩
札幌駅直結の札幌ステラプレイス内。
駐車場
駐車場はJRタワー イースト立体駐車場。
まとめ
今回は、2025年に開催される豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)を存分に楽しむために、花火がよく見えるおすすめの観覧スポット10選をご紹介しました。
豊平川花火大会(道新・UHB花火大会)は、毎年7月下旬に開催される札幌の夏を代表する一大イベントで、道内外から多くの観客が訪れます。
約4,000発もの華やかな花火が夜空を彩り、札幌の市街地に美しい光の演出を届けてくれます。
地元の人々はもちろん、観光客にも愛されており、家族連れやカップルにも人気のあるイベントです。
打ち上げ場所に近い河川敷エリアは迫力満点で、花火を間近で体感できますが、混雑を避けて静かに楽しめる高台や展望スポットなどもあります。
目的や好みに応じて観覧場所を選ぶことで、より充実した花火大会のひとときを過ごすことができるでしょう。