北海道新ひだか町静内地区にて毎年開催されるしずない桜祭りは、日本有数の桜の名所として知られる二十間道路桜並木を舞台に、春の訪れを祝う風物詩です。
約3,000本の桜が咲き誇るこの並木道は、その美しさとスケールから、国内外から多くの観光客を魅了しています。
長さ7kmにも及ぶ桜並木をゆったりと歩けば、自然の美しさと地域の歴史と文化に触れるひとときを味わうことができます。
沿道には休憩所やフォトスポットが点在し、訪れる人々は思い思いのペースで散策を楽しむことができます。
また、地元の特産品を扱う屋台やステージイベントも開催され、祭りの雰囲気を一層盛り上げています。
本記事では、開催日程からアクセス方法、駐車場情報、現地での楽しみ方やおすすめの撮影スポットなどを詳しくご紹介いたします。
しずない桜まつり
北海道日高地方の新ひだか町静内にある日本一の直線桜並木、二十間道路桜並木を舞台に、毎年春に盛大に開催されるのがしずない桜まつりです。
このお祭りは、地域の伝統と自然の美しさが融合した風物詩として、多くの人々に親しまれています。
二十間道路という名前は、道幅が約36m(=20間)であることから名付けられました。
かつてこの道は、明治時代に宮内省(現在の宮内庁)が御料牧場へ通じる重要な道路として整備したもので、当時の皇族方も何度も視察に訪れたという由緒ある並木道です。
現在では、春になるとこの道沿いに約3,000本のエゾヤマザクラが咲き誇り、その光景はまさに圧巻です。
全長約7kmにも及ぶ並木道に桜の花が連なり、あたり一帯が淡いピンク色に染まります。
その様子は、桜のトンネルとして知られ、訪れる人々の目と心を奪います。
桜の見頃になると、国内外から観光客が集まり、車や徒歩でゆったりと並木道を楽しむ人々の姿があふれます。
桜吹雪の中を歩くひとときは、まるで別世界に迷い込んだかのような幻想的な時間を味わえるでしょう。
【2025】しずない桜まつり開催日程
2025年の、第62回しずない桜まつりの具体的な開催日程は、桜まつり実行委員会で、3月18日に決定されました。
開催日程は、4月24日(木)から4月29日(火・祝)までの6日間になりました。
会場は新ひだか町静内田原~静内御園(北海道日高郡)にて開催されます。
参考までに、2024年の開催日程は4月28日(日)から5月3日(金・祝)までの6日間でした。
2024年より開催日が早くなっていますので、注意してください。
注目イベント一覧
お土産広場(露店エリア)
地元の特産品や人気グルメがずらりと並ぶ露店エリアは、桜まつりの楽しみの一つです。
静内ならではの新鮮な海産物を使用したお弁当や、地元産の野菜を使った手作り惣菜、北海道ならではのジンギスカンやスイーツなど、バリエーションも豊富です。
さらに、お土産として持ち帰れる地元の加工品や手工芸品も多く、旅の記念品選びにもぴったりです。
会場には約30店舗が出店し、連日多くの人でにぎわいます。
龍雲閣 特別一般公開(無料)
大正時代に建てられた洋風建築龍雲閣は、新ひだか町が誇る歴史的建造物です。
通常は非公開のこの建物ですが、桜まつり期間中のみ特別に一般公開され、内部の見学が可能になります。
古風な佇まいの館内では、当時の暮らしぶりを垣間見ることができ、建築や歴史に興味のある方には特におすすめです。
また、博物館長によるココ見て龍雲閣小話ツアーでは、知られざる歴史や建物の見どころを解説してくれるため、多くの来場者が参加しています。
ポニーふれあいコーナー
日高地方は日本有数の競走馬の産地として知られており、馬とのふれあい体験も地域の魅力のひとつです。
祭り会場では、かわいらしいポニーと直接ふれあえる、ポニーふれあいコーナーが設けられています。
子どもたちに大人気のこのコーナーでは、ポニーににんじんなどの餌をあげることができ、写真撮影も自由に楽しめます。
動物との触れ合いを通じて、家族連れにも楽しい思い出が残るイベントとなっています。
参加は無料で、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
御桜印(ごおういん)配布
静内高校の生徒たちが心を込めてデザインと制作をした、桜まつり限定の御朱印風記念品。
御桜印は、祭りに訪れた人々にとって特別なお土産となっています。
この御桜印は、地域の伝統や自然、そして生徒たちの想いが込められたデザインで、多くの人に大切にされています。
配布は各日200枚限定で、午前中に先着順で行われるため、毎年開始前から列ができるほどの人気ぶりです。
限定枚数ということもあり、早めの来場がおすすめです。
また、御桜印を受け取ると、その場で写真を撮る人も多く、SNSでの拡散を通じて静内高校生の活動が多くの人に知られるきっかけにもなっています。
こうした取り組みが、地域と若者のつながりを深める大切な橋渡しとなっているのです。
高所作業車に乗って桜並木と日高山脈を一望
桜まつりならではの特別体験として人気なのが、高所作業車に乗って行う桜並木と日高山脈の空中観賞です。
普段は高所作業のために使用される特殊車両に乗り込み、地上約10メートル以上の高さまでゆっくりと上昇すると、目前に広がる桜の海と、遠くにそびえる雪化粧をした日高山脈が視界いっぱいに広がります。
この体験は、普段の目線とはまったく異なる角度から自然を楽しめる貴重な機会であり、絶好のフォトスポットとして大変人気があります。
乗車時間も十分に確保されており、景色をじっくり堪能することができます。
参加費は大人1,000円、子ども500円で、小学生以上かつ身長140cm以上の方が対象となっています。
事前予約制ではなく、各日受付にて先着順での案内となるため、こちらも早めの行動がおすすめです。
アクセス
車でのアクセス
札幌から会場までは約3時間半(約180km)で、主に道央自動車道を経由し、日高自動車道を通ってアクセスするルートが一般的です。
途中、サービスエリアや道の駅も複数あるため、ドライブがてら観光を楽しみながら向かうことができます。
また、新千歳空港からは約2時間半(約130km)の距離にあり、レンタカーを利用してアクセスする観光客も多く見られます。
特に桜の開花時期には混雑が予想されるため、朝早く出発することをおすすめします。
カーナビや地図アプリを活用して、渋滞を避けたルートを確認するとスムーズです。
臨時シャトルバス(期間中運行)
しずない桜まつりの期間中には、静内バスターミナルから桜まつり会場までの間に臨時シャトルバスが運行され、多くの来場者の移動をサポートしています。
シャトルバスは定期的に運行されており、バスの発着時間は公式サイトで事前に確認可能です。
さらに、バス停周辺には案内スタッフが常駐しており、観光案内や誘導を行ってくれるため、土地勘のない人でも安心して利用できます。
混雑時でも整然とした運行が保たれており、快適なアクセス手段として人気があります。
静内バスターミナルから、桜まつり会場までの乗車料金は、片道500円です。
駐車場
祭り期間中は、会場周辺に複数の臨時駐車場が設けられます。
これらの駐車場には無料のものと有料のものがあり、訪れる時間帯や混雑状況によって選ぶことができます。
また、地元ボランティアやスタッフが誘導を行ってくれるため、初めて訪れる方でも安心して利用することができます。
有料駐車場では舗装されたスペースやトイレ設備が整っていることが多く、ファミリーや高齢者にも便利です。
一方、無料駐車場は早い時間に満車になることが多いため、確実に利用したい場合は早朝の到着がおすすめです。
また、メイン会場から少し離れた場所に駐車場が設けられている場合もあり、そこからシャトルバスや徒歩での移動が必要になることもあります。
会場周辺は一方通行や交通規制が実施されるため、事前に地図や案内情報を確認しておくとスムーズに行動できます。
トイレ
エントランス広場に身障者用を完備のトイレがあります。
花のトンネル付近に桜まつりの期間、臨時のトイレが設置されています。
見どころポイント
桜のトンネル
並木道を車で通るのが一番簡単ですが、風に揺れる桜の花びらを間近に感じられる徒歩での散策がおすすめです。
徒歩で歩けば、桜の木一本一本の表情や、樹齢の古い木の風格などもじっくり楽しむことができ、視覚だけでなく香りや音など、五感で春を感じる贅沢な時間になります。
特に晴れた日の昼間には、太陽の光が花びらを通して柔らかく差し込み、まるで桜色の光のカーテンに包まれているかのような幻想的な風景が広がります。
また、小川や牧場風景が背景に見える場所もあり、自然の中を散歩している気持ちよさも加わります。
途中には休憩スペースもあり、ベンチで一息つきながら、静かな時間を過ごすこともできます。
フォトスポット
桜並木の両サイドには整備された遊歩道が続いており、撮影に最適なポイントが点在しています。
ベンチも多数設置されており、ゆっくり腰掛けながらお気に入りの構図を探す楽しさもあります。
朝早くは人出も少なく、朝日が低い角度から差し込むことで桜の花びらが淡いゴールドに染まり、まるで別世界のような写真が撮れます。
また、夕方には夕焼けに照らされた桜がピンクやオレンジ色に染まり、幻想的な景色を演出します。
逆光やシルエットを活かした写真も人気で、カメラ好きにはたまらない時間帯です。
さらに、桜並木の一部には木の名前や樹齢を記した案内板も設置されており、そこを背景に撮ることでストーリーのある写真を撮ることができます。
記念撮影はもちろん、SNS映えするカットを求めて多くの人が訪れる、まさに写真映えする空間です。
桜祭り情報の確認方法
今年は、4月24日(木)から4月29日(火・祝)までの6日間に開催されることが決まっています。
訪問の計画を立てる際には最新情報をチェックしておくと安心です。
情報収集には、しずない桜まつり 公式サイトが最も確実で、定期的に更新される開花予想や開花状況、イベント情報などが掲載されています。
公式サイトにはライブカメラ映像が設置される年もあり、リアルタイムで桜の様子を確認することができるのも大きな魅力です。
また、公式のInstagramやFacebookなどのSNSアカウントでは、地元スタッフや来場者が撮影した最新の写真や動画が投稿されており、開花状況はもちろん、混雑具合や天気の様子も視覚的に把握できます。
Instagram や Facebook でも写真や動画が頻繁にアップされ、訪問前の参考になります。
まとめ
2025年の、第62回しずない桜まつりの具体的な開催日程は、4月24日(木)から4月29日(火・祝)までの6日間になりました。
北海道新ひだか町に位置する静内二十間道路桜並木は、直線で約7kmにもおよぶ見事な桜並木が続く、日本屈指の桜スポットです。
約3,000本ものエゾヤマザクラが道路の両脇を彩り、満開時期にはまるで桜のトンネルのような絶景が広がります。
毎年見頃にあわせて開催されるしずない桜まつりでは、地元グルメの屋台や特産品の販売なども行われ、道内外から多くの観光客が訪れます。
2025年の開催日程や、アクセス方法、駐車場情報、周辺のおすすめ観光スポットなども詳しく解説。
春の北海道旅行を計画中の方は必見です。
大自然と桜が織りなす圧巻の風景を、ぜひ現地で体感してください。