東京都青梅市で毎年開催される青梅市納涼花火大会は、都心からのアクセスも良く、多摩地域の夏の風物詩として人気を博しています。
2025年もその伝統を受け継ぎ、多くの来場者が期待を寄せています。
とはいえ、メイン会場周辺は混雑が予想されるため、ゆったりと花火を楽しみたい方にとっては穴場スポットの存在が重要。
この記事では、地元民が知るおすすめの観覧場所を中心に、アクセス方法や打ち上げ情報も含めて詳しく紹介します。
青梅市花火大会!穴場スポット

穴場スポット1 青梅市立第一小学校
青梅駅から徒歩7分という好立地にある青梅市立第一小学校は、地元の人々に長年親しまれている観覧スポットです。
毎年花火大会の当日13:00から校庭が開放され、家族連れや高齢の方を中心に多くの来場者が集まります。
敷地内は整備が行き届いており、校庭の地面はフラットで歩きやすく、小さなお子様や足腰に不安のある方でも安心して過ごすことができます。
また、学校という施設の特性上、騒がしすぎることがなく、静かに落ち着いた雰囲気の中で花火を楽しめるのが大きな魅力です。
照明や案内表示もしっかりしており、夜間でも迷いにくく、安心して利用できます。ただし、
混雑を避けるため事前の場所取りは禁止されており、開放時間に合わせての来場が求められます。
穴場スポット2 釜の淵公園
釜の淵公園は、多摩川の流れに沿って広がる自然豊かなロケーションが魅力の、地元でも隠れた名所とされる観覧スポットです。
JR青梅駅から徒歩約11分というアクセスの良さもあり、花火大会当日には多くの人々が訪れますが、メイン会場に比べると混雑が比較的少なく、落ち着いて観覧することができます。
この公園の最大の特徴は、広々とした河原があることで、シートを広げてゆったりと花火を見ることが可能です。
さらに、公園内ではBBQや水遊びが許可されているため、昼間から家族や友人とアウトドアを満喫しながら、夕方からは花火鑑賞という一日中楽しめる過ごし方ができます。
また、豊かな自然の中で川のせせらぎや鳥のさえずりに耳を傾けながら、夜空に咲く花火を眺める時間は、まさに非日常の体験です。
周囲には木々も多く、自然の中でリラックスしながら花火を楽しむことができる点が、他のスポットとは一線を画しています。
穴場スポット3 青梅鉄道公園
鉄道好きにとっても人気のスポットである鉄道公園は、JR青梅駅から徒歩11分の距離に位置し、花火大会当日は18:30から開園されます。
この時間帯からの開園ということで、他の観覧場所に比べてゆったりと落ち着いた環境で花火を楽しむことができる点が魅力です。
特に、公園内には実物の蒸気機関車や古い車両などの展示があり、子ども連れのファミリーや鉄道ファンにとっては格好の観覧場所となっています。
園内は、鉄道をテーマにした遊具や展示物が多数あり、待ち時間も飽きずに過ごせる環境が整っています。
レトロな雰囲気に包まれた園内で、過去と現在が交差するような時間を過ごせるのも、この場所の大きな魅力です。
そしてそのノスタルジックな雰囲気の中で、現代的な音楽付きの打ち上げ花火が夜空を彩る様子は、まさに非日常の世界を感じさせてくれる特別な体験です。
また、観覧場所としての視界も開けており、近距離から迫力ある花火を楽しむことができます。
穴場スポット4 多摩川橋
多摩川橋は、青梅市内でも比較的静かに花火を楽しめるスポットとして知られています。
徒歩でのアクセスも良好で、JR青梅駅から約10分と、都内からの来訪者にとっても訪れやすい立地です。
周囲には商業施設や大規模な駐車場がないため、人の流れが限定され、混雑を避けたい方にとってはまさに穴場といえるでしょう。
また、川の流れや周囲の自然と相まって、視覚だけでなく五感でも季節を感じることができます。
夕暮れ時から夜にかけての風景は非常に趣があり、日が沈む頃から場所取りをしておけば、花火開始までの時間も楽しむことができます。
さらに、橋の上というロケーション特有の開放感もポイントです。
視界が広く、障害物が少ないため、空に打ち上がる花火を全体的に見渡せるのも大きなメリットです。
川面に反射する花火の光が幻想的な景色を作り出し、まさに夏の一枚絵のような瞬間が味わえます。
穴場スポット5 プラザ5(ショッピングモール)
JR東青梅駅から徒歩約13分と、東青梅駅エリアに位置するショッピングモールプラザ5は、花火大会当日、屋上や一部の駐車場スペースが花火鑑賞エリアとして開放されることがあります
ここは、青梅駅周辺の混雑を避けたい方や、買い物や食事を楽しみながら、落ち着いて花火を観たい方におすすめのスポットです。
モール内には飲食店やカフェも多く、トイレや休憩スペースも整っているため、ファミリーや年配の方にも安心です。
青梅市花火大会2025の基本情報(打ち上げ場所)
開催日程: 2025年8月2日(土)
開催時間: 19:15~20:45
場所: 青梅市永山公園周辺
2025年の青梅市花火大会は、8月2日(土)に開催予定です。
この花火大会は、青梅市の夏の一大イベントとして、毎年多くの人々に親しまれています。
今年の開催時間は、19時15分から20時45分までの90分間にわたり、色とりどりの花火が夜空を彩ります。
メインの打ち上げ場所は、青梅市永山公園グラウンド(東京都青梅市本町217)で、周囲に広がる自然と調和した美しい花火の景色が堪能できます。
なお、永山公園周辺には公式の駐車場が設けられていないため、公共交通機関を利用しての来場が強く推奨されています。
特に週末にあたる開催日の交通混雑を避けるためにも、JRやバスの利用が望ましいでしょう。
公共機関を利用すれば、渋滞や駐車場探しの心配なく、快適に会場へアクセスすることができます。
また、天候による影響にも注意が必要です。
荒天の場合は、安全面を考慮して翌日への順延が予定されているため、当日の天気予報はこまめにチェックしておくと安心です。
イベント当日に急な天候の変化がある場合には、青梅市観光協会の公式ウェブサイトなどで最新情報を確認しましょう。
青梅市花火大会!アクセス情報

青梅市花火大会のメイン会場である永山公園グラウンドへは、公共交通機関の利用が便利です。
最も一般的なアクセス方法は、JR青梅線青梅駅からの徒歩アクセスで、駅から会場まではおよそ10分と非常に近く、道中には案内表示や警備員の誘導もあるため迷わず到着することができます。
また、都営バスを利用する場合は、青梅駅前停留所で下車し、こちらも徒歩10分程度で会場に着きます。
さらに、西武バスを利用する場合は、第四小学校前停留所が最寄りとなり、そこから徒歩約20分かかるため、多少の余裕を持って行動するのが良いでしょう。
公共交通機関のいずれも、花火大会当日は臨時便や増便対応が実施されることが多いため、時間帯を見計らってスムーズに移動することが可能です。
一方で、会場周辺には公式および一般の駐車場が用意されておらず、車での来場は強く制限されています。
どうしても車で来場したい場合は、事前予約可能な民間駐車場サービス「akippa」や「軒先パーキング」などを利用し、徒歩圏内に駐車スペースを確保しておくことが重要です。
特に当日は交通規制も実施されるため、現地に到着してから駐車場を探すのではなく、事前準備をしっかりと整えておくことが快適な観覧体験につながります。
青梅市花火大会!屋台情報

青梅市納涼花火大会2025では、例年どおり多くの屋台が立ち並び、花火とともに夏祭りの雰囲気を存分に味わうことができます。
2025年の開催日である8月2日(土)には、地元グルメや定番の夏祭りメニューがズラリと並ぶ予定です。
屋台の出店場所
屋台は主に以下のエリアに集中して出店されます
・永山公園周辺
会場の中心に近く、最も多くの屋台が並ぶエリア。
飲食ブースの他、ゲーム系や地域特産品の屋台も豊富。
・青梅駅から会場までの通り沿い
駅から花火会場までの導線上に多くの屋台が並び、移動中にも買い物が楽しめます。
・多摩川沿いの堤防道路付近
花火を見ながら軽食を楽しめるポイントとして人気。
出店時間と混雑のピーク
屋台営業開始時間は、15:00ごろから営業を開始するお店が多く、早めの到着がおすすめ。
混雑のピークは、18:00〜19:00頃は大変混み合います。
花火開始前の18:30までに購入を済ませるのが理想的です。
出店される主なメニュー
定番のグルメ屋台に加え、青梅ならではのユニークな味も堪能できます。
焼きそば・たこ焼き・じゃがバター・フランクフルト・かき氷・チョコバナナ・ベビーカステラ・梅ジュース・梅酒ゼリー等。
地元和菓子店による青梅まんじゅうの実演販売もあります。
青梅市花火大会2025の打ち上げ数と見どころ
2025年の大会では、約3,600発もの花火が青梅の澄んだ夜空を鮮やかに彩ります。
例年にも増して演出の幅が広がり、伝統的な打ち上げ花火はもちろん、観客の頭上に咲き誇る仕掛け花火や、最新技術を駆使した音楽とのシンクロ演出など、多彩なプログラムが予定されています。
特に注目したいのは、音と光が完全に融合した幻想的なショータイム。音楽の高まりに合わせて花火がリズミカルに打ち上がり、夜空一面をキャンバスにしたような圧巻の光景が広がります。
この演出はSNSでも大きな話題となっており、毎年多くの観客を魅了しています。
今年は新たに導入される色彩のグラデーション花火や、ナイアガラの滝を模した仕掛け演出も予定されており、その完成度の高さにますます期待が集まっています。
まとめ
青梅市花火大会2025を心から楽しむためには、できるだけ混雑を回避し、花火全体をしっかりと見渡せる穴場スポットを選ぶことが最大のポイントになります。
今回ご紹介した5つの穴場スポットは、それぞれに異なる魅力を持っており、どの場所も一味違った花火鑑賞体験ができるのが特徴です。
たとえば、静かに花火を見上げたい方には自然に囲まれた公園エリア、にぎやかに盛り上がりたい方には広場や施設の近くがおすすめです。
家族連れで訪れるならトイレや駐車場が整ったスポットを、カップルならロマンチックな雰囲気を味わえる河川敷などを選ぶのが良いでしょう。
一人でじっくり鑑賞したい方には、少し離れた見通しの良い高台なども選択肢に入ります。
観覧スタイルや同行者に合わせて最適な場所を選び、夏の夜空に咲き誇る大輪の花火を、心ゆくまで堪能してください。