2025年8月、帯広の夜空を彩る「勝毎花火大会」。
年に一度の感動を、混雑に悩まされず満喫したい方のために、有料観覧席の情報、知っておきたい観覧テクニックと会場周辺スポットを徹底ガイドします。
大会基本情報・まず押さえておきたいポイント
・開催日:2025年8月13日(火)19:30~21:00(荒天時は14日または16日に順延)
・場所:十勝川河川敷特設エリア(十勝大橋下流400m付近)
・アクセス:帯広駅~シャトルバス5分(大人200円・子ども100円)
・駐車場:特設無料駐車場あり、有料シャトルバス運行
・当日情報:公式サイト・公式Xにて11時頃発表
・花火打ち上げ数:約2万発
有料観覧席・料金

有料観覧席もあるのかしら?迫力のある花火は、やはり近くで見るのが一番ですものね。

有料の観覧席もあるよ。すぐ目の前で花開く壮大な花火と、腹に響く音の興奮はお金には代えられないよね。



引用:勝毎花火大会公式サイト
有料観覧席のチケットの発売日
一次発売 5月24日(土)10:00~
二次発売 6月12日(木)10:00~
・購入方法
インターネットによる先着順販売となります。
混雑を制する者が花火を制す・交通&駐車攻略法
例年、大会当日の帯広近郊では公共交通機関が特別ダイヤで運行され、多くの来場者に対応しています。
ただし、特に夕方以降は観覧客が集中し、帯広市内および周辺エリアの道路状況は非常に混雑します。
主要なインターチェンジ(芽室帯広ICおよび音更帯広IC)の周辺道路では交通量が急増し、通常よりも
大幅に移動時間が延びる傾向があります。このため、現地に車で向かう方は渋滞を想定した十分な余裕を持った行動計画が必要です。
さらに、主要ルートでは迂回路の設定が難しいため、早めの到着や代替手段の利用を強くおすすめします。
車利用の方のルート
芽室町市街 → 道道55号(清水大樹線) → 十勝清水IC(高速道路渋滞をスルーできる裏ルート)。
このルートは通常の高速道路経由よりも混雑を避けやすく、特に大会当日は多くの観覧者が主要道路に
集中するため、時間の節約に大いに役立ちます。
沿道の景色も楽しめ、運転中もストレスが軽減されるでしょう。
会場周辺の民間駐車は禁止されており、違反すると罰則の対象となる場合があります。
そのため、必ず主催者が指定する特設駐車場を利用してください。
さらに、駐車場から会場までは便利なシャトルバスが運行されており、乗車料金もリーズナブル。
渋滞を避けつつ快適に会場へ向かうことができます。
シャトルバスの運行時間や乗降場所については、事前に公式サイトやSNSで最新情報を確認しておくと安心です。
人混みを回避する・おすすめ観覧エリア厳選

有料観覧席もいいけど高くて、家族で出かけるとかなりの出費になるのよね。

チケットをとれなかったり、チケット代が高いと感じても心配ないよ。まだまだ花火を見ることができるスポットが多くあから紹介するよ。
家族連れに優しいスポット
木野南公園
打ち上げ地点の北側に位置し、広々とした芝生エリアと共にトイレ・遊具が完備されています。
小さなお子様連れの家族にも安心して利用でき、迫力満点の花火を間近で楽しめます。
特に、遊具周辺は子どもたちが退屈せず過ごせるため、家族連れにとっては理想的な観覧スポットです。
さらに、公園内の木々が適度に日差しを遮ってくれるので、昼間から場所取りをしても快適に過ごせます。
鈴蘭公園
帯広市街を見下ろす高台に位置し、花火を一望できる絶好のビューポイントです。
ゆったりとした空間が確保されており、混雑を避けてリラックスした観覧が可能。
ピクニック気分で過ごせる芝生エリアもあり、事前にレジャーシートや軽食を準備して訪れると、
家族みんなで花火大会をより一層楽しめます。夕暮れ時には美しい夕焼けと共に、市街地の夜景が広がり、
花火とのコントラストが一層映えるロマンチックなひとときを過ごせるでしょう。
アクセス良好&設備充実スポット
鈴蘭河川パークゴルフ場
トイレが完備されており、特に家族連れや高齢者の方にも安心して利用できる設備が整っています。
この場所は打ち上げ会場からも近く、迫力ある花火を楽しむには絶好のロケーションです。
また、花火終了後はすぐに主要な高速IC(インターチェンジ)にアクセスできるため、帰路の混雑を避けやすく、スムーズな移動が可能です。
さらに、周囲にはゆったりと座れるスペースもあり、ピクニック気分で花火観賞を楽しむことができます。
十勝川リバーサイドパークゴルフ場
50台以上の駐車スペースを備えており、大人数のグループでも安心して車で訪れることができます。
また、徒歩圏内にコンビニが位置しているため、飲み物や軽食などの買い出しにも便利です。
このスポットは開放的な雰囲気があり、花火の音と光を遮るものが少ないため、観賞体験も非常に良好です。
さらに、公園内には簡易的なベンチや木陰のエリアも存在し、長時間の観覧でも快適に過ごせる環境が
整っています。
知る人ぞ知る穴場
札内ガーデン温泉屋上
花火大会当日は、普段は有料の展望台が特別に無料開放され、快適な観覧スペースが確保されます。
温泉の屋上からは360度のパノラマビューが広がり、打ち上げ花火だけでなく、周囲の自然や市街地の
夜景も楽しめます。
設備が整っており、椅子に座ってゆったりと鑑賞できるため、長時間でも疲れにくいのが魅力です。
十勝が丘展望台
会場からやや距離はあるものの、その分混雑が少なく、静かな環境で花火を満喫できます。
展望台からは広大な十勝平野を一望でき、遠くの花火が夜空に美しく映える様子を楽しめます。
自然の音に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごしたい方におすすめです。
もりの山
帯広市街を望む高台に位置し、打ち上げ花火を背景に市街地の夜景を堪能できる絶景ポイントです。
特にカップルや写真愛好家に人気があり、花火の光と街の灯りが織りなす幻想的な光景が魅力です。
敷地内には地元で有名なジェラートショップもあり、花火観覧の合間に冷たいスイーツを楽しむのもおすすめです。
治水の森公園
釧路方面からのアクセスが良好で、会場に比べて混雑が少ないため、快適に花火を鑑賞できます。
広々とした敷地は視界を遮るものがほとんどなく、花火をクリアに見ることができます。
家族連れや友人グループにも適した、知る人ぞ知る穴場スポットです。
場所取りのコツ・トラブルを避けて安全第一
午前中の到着がおすすめ(午後は競争激化)。
特に人気スポットでは朝早くから観覧希望者が集まり始めるため、余裕を持って現地入りするのが賢明です。
できれば開場時間前に到着し、混雑を避けながら良い場所を確保しましょう。
シートのみの場所取りは撤去対象。スタッフが巡回しており、無人のシートや過度なスペース確保には
厳しく対処されます。
荷物や人が常にその場にいるようにし、ルールに従った場所取りを心掛けましょう。
前日からの設置・ロープ使用禁止。安全確保のため、テープやロープを使った広範囲の場所取りは一切禁止されています。
夜間の設置行為もルール違反となり、場合によっては撤去やペナルティの対象となることがあります。
事故があれば大会中止の恐れも。会場では安全が最優先されており、トラブルや事故が発生した場合は速やかにイベントが中断・中止されることもあります。
すべての来場者が安心して楽しめるよう、公式ルールを厳守してください。
勝毎花火大会の見どころ
「錦冠」の圧巻フィナーレは、まさに勝毎花火大会の代名詞とも言える存在です。
夜空に大輪の花が咲き誇り、その尾を引く光が長時間にわたって輝きを放ちます。
この美しい光景は、会場に集まったすべての観客を魅了し、歓声と感動が一体となる瞬間を作り出します。
さらに、音楽連動プログラムでは、花火と音楽が緻密にシンクロし、視覚と聴覚の両方から迫力と美しさを感じることができます。
毎年異なるテーマに基づいて演出されるプログラムは、まるで夜空を舞台にした壮大なショーのよう。
音楽の盛り上がりに合わせてタイミング良く打ち上げられる花火は、まさに芸術作品と言っても過言ではありません。
特にフィナーレに向かって徐々にスケールアップしていく演出は、見る者に圧倒的なインパクトと深い感動を与えます。
北海道随一のスケールで夏の夜空を彩る勝毎花火大会。
準備を万全にし、ご家族や友人、大切な人と共に、この特別な夜を心ゆくまで体験しましょう。
まとめ
混雑や交通規制という一見ネガティブに思える要素も、事前のしっかりとした計画と工夫次第で、
勝毎花火大会の楽しさをさらに引き立てる要素となります。
渋滞を避けるための裏技ルートや、快適に観覧できるスポットを把握しておけば、ストレスを感じることなく当日を満喫できるでしょう。
また、家族連れや友人同士、カップルなど、それぞれのニーズに合わせた観覧エリアの選択や、場所取りのテクニックを駆使することで、より思い出深い体験が実現できます。
特に、今回ご紹介した観覧スポットや交通対策を活用すれば、混雑の中でも余裕を持って行動し、花火大会を最大限に楽しむことができるでしょう。
2025年の夏は、事前準備を味方にして、勝毎花火大会を人生に残る最高の思い出にしてください。