北海道の春の風物詩として、毎年多くの花見客が訪れる美唄市の東明公園の桜は、その規模と美しさで道内外から高い評価を受けています。
東明公園は、美唄市のシンボルともいえる存在で、春になると園内は華やかなピンク色に染まり、訪れる人々を魅了します。
家族連れやカップル、友人同士など、さまざまな層の花見客が思い思いに春のひとときを楽しんでいる光景が広がります。
約2,000本もの桜が咲き誇るこの公園では、例年びばいさくらという名で親しまれている桜まつりが開催され、昼間は青空の下でお弁当を広げたり、写真を撮ったりと賑やかな雰囲気が楽しめます。
夜になるとライトアップされた桜が幻想的な世界を演出し、昼とは異なる表情を見せるため、訪れる人が絶えません。
屋台やイベントも充実しており、地元ならではのグルメや特産品も楽しめるため、観光客にとっても大満足の時間が過ごせるのが魅力です。
この記事では、2025年の桜の開花予想や見頃時期はもちろん、びばいさくら桜まつりの開催情報や、アクセス方法、周辺のおすすめスポットまで詳しく紹介していきます。
美唄市東明公園
北海道美唄市にある東明公園は、美唄市街地の東側、標高70メートルほどの小高い丘に位置しています。
広大な敷地と手つかずの自然が織りなす風景は、訪れる人々に四季折々の美しさを提供する総合公園として、地元の人々はもちろん観光客からも高く評価されています。
公園の面積は広大で、散策路や芝生広場なども整備されており、季節ごとにさまざまな植物や花が咲き誇るため、年間を通して多くの人々が訪れます。
園内には、美唄市のランドマークともいえる展望台スペースカリヨンがあり、ここからは美唄市街地や周辺の自然を一望することができます。
展望台の他にも、初心者から上級者まで楽しめるパークゴルフ場、ジョギングやウォーキングに最適なコースも整備されています。
特に春の時期には、園内に植えられた約2,000本もの桜が一斉に花を咲かせることで有名です。
その美しさは口コミでも評判となっており、北海道内外から多くの花見客が訪れます。
公園の中心部を囲むように咲き誇る桜並木は圧巻で、昼はお弁当を広げながらのお花見、夜はライトアップされた幻想的な夜桜を楽しむことができるため、日中から夜まで一日中楽しめる人気のスポットとなっています。
桜の見頃はいつ?
2025年の桜の開花予想については、まだ正式な発表は行われていません。
しかし、これまでの例年の傾向や気象データをもとにした予測では、おおよその時期が次のように見込まれています。
・開花時期:4月下旬~5月上旬
・満開の見頃:5月中旬(5月10日から15日前後がピークと予想されています)
美唄市の桜は、寒暖差の影響を大きく受けるため、その年の気温や降水量によって開花のスケジュールが前後することがあります。
特に春先の暖かさが続くと開花が早まり、逆に冷え込みが続くと見頃が遅れる場合があります。
そのため、訪れる際には天気予報や現地の情報を事前にチェックすることが大切です。
さらに、桜の開花に合わせてびばいさくらの桜まつりも開催される予定ですので、イベントの日程も併せて確認するとより充実した花見を楽しむことができます。
公園内の桜は種類が豊富で、ソメイヨシノからエゾヤマザクラ、ヤエザクラまで順番に開花するため、長い期間にわたって異なる桜の風情を満喫できるのも大きな魅力です。
桜の本数と種類
公園内には、約2,000本もの桜が植えられており、その規模と美しさは訪れる人々を圧倒します。
桜の木々は公園内のさまざまなエリアに配置されており、それぞれ異なる雰囲気の中で桜を楽しむことができます。
たとえば、芝生広場に沿って咲く桜はピクニックに最適で、ファミリーや友人同士がレジャーシートを広げてのんびり過ごしています。
種類も豊富で、長い期間お花見を楽しめるのが特徴です。
早咲きから遅咲きまで、開花時期が異なる品種がバランスよく植えられているため、訪問時期によって違った桜の風情を堪能できます。
さらに、風が吹くと舞い散る花びらが公園全体を包み込み、一面が薄紅色のじゅうたんのように染まる光景は、訪れる人々の心に深く残ります。
主な桜の種類
・ソメイヨシノ
淡いピンク色が特徴で、控えめで上品な花びらが春の訪れを感じさせます。
公園内で最も多く見られる品種で、満開時にはあたり一面がやわらかな桜色に包まれます。
・エゾヤマザクラ
北海道ならではの代表的な桜で、ソメイヨシノよりもやや濃いピンクの花が特徴です。
開花時期が早いため、春の訪れをいち早く知らせてくれる桜として親しまれています。
公園の高台エリアでは特に多く見られ、眺望とともに楽しめるのが魅力です。
・ヤエザクラ
花びらが重なり合ってふんわりとしたボリューム感があり、華やかな印象を与えます。
ソメイヨシノが散り始めたころに開花するため、お花見シーズンの締めくくりとして人気があります。
公園の中央エリアに多く植えられており、歩道沿いに咲く八重桜の並木は写真映えスポットとしてもおすすめです。
これらの桜が織りなす多彩な景観は、訪れるたびに新たな発見と感動をもたらし、何度も足を運びたくなる場所となっています。
桜まつり(びばいさくら)情報
【開催時期】
桜が満開となる5月上旬から中旬に合わせて、びばいさくらが華やかに開催されます。
この時期は、美唄市全体が春の訪れを喜ぶように活気づき、多くの観光客でにぎわいます。
2025年の開催日程は、まだ発表されていませんが、例年通りならゴールデンウィークが終わった頃から中旬にかけてとなり、気候も安定しておりお花見には最適な季節です。
期間中は、さまざまなイベントが催されるため、訪れる日によって違った楽しみ方ができるのも魅力のひとつです。
【イベント内容】
・夜桜ライトアップ
公園内の桜が日没から夜9時ごろまでライトアップされ、昼間とは異なるロマンティックな雰囲気を演出します。
ライトに照らされ浮かび上がる桜の花びらは、まるで光の中に舞う蝶のような美しさ。
特に人気のスポットである展望台スペースカリヨンからは、桜のライトアップと美唄市街の夜景が織りなす絶景を一望でき、訪れた人々から感嘆の声が上がります。
写真映えも抜群で、SNS投稿用の撮影スポットとしても大好評です。
・屋台
公園内には美唄のご当地グルメを楽しめる屋台が数多く並びます。
名物の美唄焼き鳥はもちろん、旬の山菜を使った天ぷらや、特製のラーメン、お団子など、バラエティ豊かなメニューが揃っています。
お祭り気分を一層盛り上げてくれるのは、子供向けのゲームコーナーや、縁日ならではの金魚すくいなど、家族で楽しめる催し物の数々です。
・打ち上げ花火
桜まつりのクライマックスともいえるのが、夜空を彩る打ち上げ花火大会です。
色とりどりの花火が満開の桜の間から打ち上げられ、夜桜とともに夜空に咲き誇る姿は、まさに幻想的で感動的な光景です。
例年、訪れた観客からは、一生の思い出になったとの声も多く聞かれ、遠方からも花火を目当てに来場する人が後を絶ちません。
観覧場所によっては桜越しに花火が見えるポイントもあり、カメラを手にした愛好者の撮影スポットにもなっています。
・音楽ステージやパフォーマンス
期間中は特設ステージで、地元アーティストによる音楽ライブや、ダンスパフォーマンスが行われます。
ジャンルもJ-POPからジャズ、歌謡曲まで幅広く、誰でも気軽に楽しめる内容です。
さらに、子ども向けにはパフォーマーによるバルーンアートやマジックショー、伝統的な太鼓演奏なども披露され、お子さま連れでも飽きることなく一日を過ごせます。
アクセス情報
【車でのアクセス】
札幌市から約1時間10分(道央自動車道利用)
道央自動車道 美唄ICから車で約10分
駐車場:無料駐車場があり、約100台ほど駐車可能。
桜まつり期間中は混雑が予想されるので、早めの到着をおすすめします。
【公共交通機関でのアクセス】
JR函館本線「美唄駅」から車で約10分
美唄駅からバス(美唄市民バス)に乗車し、「東明公園」の手前の「東明1条3丁目」で下車、目の前が公園入口の桜並木です。
桜まつり期間中は臨時バスの運行があるので、事前に確認をしましょう。
見どころ&おすすめスポット
スペースカリヨン
展望塔スペースカリヨンは、東明公園の象徴ともいえるスポットで、高さがあるため美唄市街地や周辺の自然を広く見渡すことができます。
春になると、一面に咲き誇る桜の木々がまるでピンクのじゅうたんのように広がり、その絶景に思わず息をのむことでしょう。
昼間の眺望も素晴らしいですが、夜になるとまた違った趣が漂います。
ライトアップされた桜の幻想的な光景と、美唄市街のきらめく夜景が織りなすコントラストは、まさに夢のような美しさです。
特にカップルや家族連れに人気で、夜景をバックに記念写真を撮る観光客の姿が絶えません。
また、スペースカリヨンの頂上には、風の流れに合わせてメロディーを奏でるカリヨンが設置されており、訪れる人々に穏やかな時間を届けてくれます。
桜のトンネル
公園の入口をくぐるとすぐに現れるのが、桜がアーチ状に咲き誇る桜のトンネルです。
ここは、公園内でも特に人気の高いフォトスポットで、毎年多くの花見客が訪れ、思い出に残る一枚を撮影しています。
春の風が吹くと桜の花びらが舞い散り、トンネルの中を歩くとまるで花びらのシャワーを浴びているかのような感覚を味わえます。
桜のトンネルの長さはおよそ200メートルにおよび、ゆっくりと桜を楽しむこともできます。
朝の柔らかな光の中や、夕方のオレンジ色に染まる時間帯には、さらに違った趣の写真が撮れると評判で、多くのカメラマンや観光客がその瞬間を狙っています。
周辺情報&立ち寄りスポット
美唄焼き鳥
美唄焼き鳥は全道的にも広く知られるご当地グルメで、美唄市を代表するソウルフードです。
その特徴は、鶏のモツや皮、玉ねぎなどを交互に串に刺し、じっくりと炭火で焼き上げることにあります。
シンプルな塩味で、焼き上がりの香ばしさとジューシーな味わいは、一度食べたら忘れられない美味しさです。
桜まつりの会場内にも屋台が出店し、焼きたての美唄焼き鳥をその場で楽しむことができます。
特に有名なのが、美唄焼き鳥の名店と言われる「たつみ」です。
桜まつり期間中は屋台を出店しており、観光客はもちろん、地元の人々からも人気を集めています。
行列ができることも珍しくなく、その味を求めて毎年足を運ぶファンも多いです。
また美唄市内には、三船や、福よしなど、焼き鳥のお店が点在しており、それぞれのお店が独自の味付けや焼き方で切磋琢磨し、訪れる人に美味しさを提供しています。
食べ歩きをしながらお気に入りの一本を探すのも、美唄観光の楽しみの一つとなっています。
アルテピアッツァ美唄
アルテピアッツァ美唄は、美唄出身の世界的彫刻家である安田侃氏が手掛けた野外美術館です。
旧栄幼稚園の建物とその周辺を活用し、自然とアートが調和した空間が広がっています。
敷地内には安田侃氏の代表作である大理石やブロンズの彫刻が点在し、訪れる人は静寂な雰囲気の中で作品と対話しながら散策することができます。
広大な敷地には、芝生広場や水辺、森の小道が整備されており、四季折々の自然の中でアートを楽しむことができます。
特に春の桜の時期や秋の紅葉シーズンには訪れる人も多く、アートと自然が織りなす風景に癒されるひとときを過ごすことができます。
館内のギャラリースペースでは企画展も開催されており、カフェでは地元の素材を使ったスイーツやコーヒーも楽しめるため、ゆったりとした時間を満喫できます。
美唄温泉ピパの湯 ゆーりん館
美唄温泉ピパの湯 ゆーりん館は、東明公園の小高い丘の上に建つ温泉宿泊施設で、観光客にも人気のリラクゼーションスポットです。
天然温泉を引いた屋内浴場は広々としており、ゆったりとした時間が流れています。
今はやりのサウナもあり、多くの利用者に人気です。
浴槽からは、東明公園の景色を眺めることができ、特に桜のシーズンは花見をしながらの入浴が楽しめます。
また、名物の露天風呂、青の洞門は、幻想的なライトアップが施され、夜にはまるで別世界にいるような非日常感を味わうことができます。
宿泊はもちろん、日帰り入浴プランも充実しており、観光の合間に立ち寄るのにも便利です。
館内にはレストランやリラクゼーションスペースも併設されており、美唄産の食材を使った料理や、地元特産品のショッピングも楽しむことができます。
ゆったりと過ごせる空間で、心も体もリフレッシュできる贅沢な時間を提供しています。
まとめ
美唄市の東明公園は、北海道でも有数の桜の名所であり、その広大な敷地と美しい景観は、毎年春になると全国から訪れる観光客や地元の人々で賑わいを見せます。
特に約2,000本にも及ぶ桜の木が一斉に咲き誇る様子は圧巻で、公園内を歩くだけで春の訪れを全身で感じることができます。
季節の移ろいとともに変わる桜の姿は、早朝の静けさの中での散策から、昼間のピクニック、夕暮れのロマンティックなひととき、そして夜の幻想的なライトアップまで、一日を通してさまざまな表情を楽しむことができるのが魅力です。
びばいさくらでは、満開の桜だけでなく、美唄焼き鳥や地元農産物を使用したグルメ屋台が立ち並び、訪れる人々の舌も楽しませてくれます。
日中は家族連れやグループ旅行の方々が笑顔で賑わい、夜にはライトアップされた桜の下で静かなひとときを楽しむカップルや写真愛好家の姿が多く見られます。
また、音楽ライブや伝統的なパフォーマンス、夜空を彩る花火大会など、訪れるたびに新しい体験ができるプログラムも豊富に用意されています。
夜桜とともに見る花火は、まるで桜の花びらが夜空に舞い上がるようで、訪れる人々にとって一生の思い出となることでしょう。
2025年の春は、ぜひ美唄市で心躍るような素敵なお花見体験をしてみてはいかがでしょうか。
きっと忘れられない春の思い出が、あなたを待っています。